大晦日


新年には旧年の汚れを持って行きたくないからとあれもこれも洗濯し一日に3回も洗濯機を回して干す場所に困ってみたり、し忘れたことはないか、そうだパイプフィニッシュをしておこうだの、予備の布団を干しておこう、押入れの湿気とりゾウさんをとりかえたほうがよいのでは、玄関のドアを拭くついでに屋外のガスや水道の検針器も拭いてみたりと、たかが365日で暦が一周しただけなのに、なぜか妙に意識して気ぜわしくなってしまう年代わり。
惜しむらくはゴミである。ゴミの回収は31日の朝が最後で、つぎはローテーションの関係から5日までこない。ということは31日の朝から夜までに出たゴミは来年の5日まで持ち越すしかない。ああ、画竜点睛を欠くようで(っておおげさな)ぶすくれる。できるだけ31日はゴミを出さないようにしようかと思うが、それも限界がある。ある程度は仕方がなかろう。こうなるとだれる。完璧主義者じゃなくとも、気張っていた気がかりの点睛を一個欠くことが決まるととたんにゆるむものである。ほかのことももうどーでもいいような気になってくる。オール・オア・ナッシング。たかが暦が変わるだけジャン、意識しすぎだ、もうやめた。というわけでいつもどおりの大晦日なのでありました。
さて本日は午後から実家に帰省。帰宅は2日予定。よいお年を〜。