『ラスト・クリスマス』第9回


月曜日は試写会だったので昨日の夜、録画しといたのをみたんだけども、
な、なんだっこれはっっ! 先週のあの能天気な明るさはこの悲劇をきわだたせるためのものだったのかっ! ちくしょう、狙い通りに悲劇性がきわだって、やばい、やばい。これはくる、くる。胸に痛みがやってくる。とまあそんな感じに、バカップルに病気という爆弾が投下された回でした。口調は重々しいくせに、妙に口の軽い医者が「5年生存率が低い、白血球が」だのなんだのとバラす、バラす。白血病? 先週メールをくれた友人からは「医者が患者の病状をぺらぺらしゃべることはあり得ない」とチェックが。だよなぁ。
「街に探しにでて、すぐ見つかるってのもあり得ない。まぁそんなことをつついていてはドラマは楽しくないので、考えちゃいけないんだけども。でもこれから幸せになろうって思った時にこの世から消えなければならない運命ってのは、ドラマとわかっていても悲しいね。現実だったら考えたくもない」
まったくだ。あー、どうしよう。このままだとつらすぎる。見るのやめたい〜。早く最終回になってほしい。二人が幸せそうで、お似合いそうなほどつらさがつのる。ってのは完全に思う壺だが。なんかかなりきてますね、アタシ。もしも癌の再発だとするとかなりユキが最終回に死んじゃう確立は高い。なにか一発起死回生の策はないだろうか。だってやだもん、このまま死んだら、せかちゅーと一緒ジャン。今週のユキがエンジェルスノーを捕まえるラストシーンは切なかった。悲しくてきれいで、きれいだもんでよけい悲しさをあおるという、ううう。でも放送前日(12月5日)の東京は真夏日〜、たらら、これが現実〜。と、現実逃避ならぬ、ドラマ逃避を試みる。
今週のサブタイトルは「ケンジの異様に長い夜」*1。白馬の出張から戻って、ゴロウの結婚パーティに顔出して、家に戻ってもクライアントからの電話でまた会社に戻って仕事して、さらにユキを探してと…お疲れ様でした。もう病気ネタなんかやめてバカップ*2らしく、織田っちに白馬に乗って東京駅に降り立ってほしかった。
ところで矢田っちの顔がときどき、ふっくらした高島礼子にみえませなんだか?

*1:嘘です

*2:冒頭のミノムシシーンかわゆし。たかが出張くらいでお互いにひそかにプレゼントを用意して、それがお互いにおんなじものだなんて、ありえね〜バカぶりも愛らし。