ロイヤルミルクティで骨密度アップ!?


家の母ちゃんがかなりひどい骨粗鬆症で医者から「今度、転んだらおしまいだよ。寝たきりだね」と脅されており、娘のアタシにも電話のたびに「ちゃんとカルシウムを採りなさい。牛乳をのみなさい」と言う。そのつど、骨粗鬆症がどんなに怖いかくどくどしい解説つきであることはもちろん言うまでもない。でもどんなに言われてもアタシは牛乳が好きじゃない。飲めない。朝、牛乳を飲んだら絶対にごろごろしてしまう。ヨーグルトなら平気なので毎朝ヨーグルトを採るようにはしているが、小カップ1コ程度で1日分が足りているのかというとはなはだ心もとない。
最近は季節柄もよいので、夜にはココアかロイヤルミルクティーを飲むようにしている。ココアは100%ミルクで淹れる。ついでに繊維も採れる。ただ甘みがつよいのでさっぱり感がなく、カロリーも高め。
そこでロイヤルミルクティとなった。これはだいたいミルク50%水50%の配分で淹れる。普段の紅茶ならアタシはノンシュガー派だが、この場合は砂糖を少し入れたほうが美味く感じる。たぶんそのほうがミルクの癖が緩和されるのじゃないかと思う。それでもあまり甘いのは好きじゃないからと加減するので肥満の心配をするほどの量はいれない。ロイヤルは本来煮出してこそなのだろうが、アタシの淹れ方はもっとシンプル。

  1. カップにミルクを入れて電子レンジでチン。同時にお湯も沸かしておく
  2. ミルクに同量のお湯を足す。このときにティバッグをコップの上にかざしてお湯をかけながら淹れるのがコツ。*1
  3. ティバッグが蒸れたところでコップの中に浸して1〜2分放置
  4. ティバッグを出してお好みで砂糖を加えて出来上がり

これってただのミルクたっぷり紅茶じゃないかって? ま、そのとおりだ。でもこれがかなりやみつきになる美味さなのだ。ミルクティの茶葉にはアッサムが定番だけど、アタシのお気に入りはトワイニングのレディ・グレイ。「アール・グレイをベースにオレンジ・ピール、レモン・ピール矢車草の花弁を加えた華やかな香り」の紅茶だ。ちと癖のある芳香がミルクでやわらぐと、ほどよいさっぱり感になるのですね。
さてロイヤルミルクティが本当に骨粗鬆症予防になるのかというと、1日に必要なカルシウム量600mg、カルシウム含有量は牛乳100g中100mgだというから、まあ採らないよりはマシ程度ではあるのだね。にゃは。

*1:最初からミルクに浸してしまうと茶葉がうまく広がらないとかいう話をきいたのでそうしている