電車に乗ったら


昨晩はFNS歌謡祭にマツケン様がご登場。きっと出番は最後のほうでどうせ時間またぎだろうなとあたりをつけてはいたけれど万が一にも見逃したくはないので、『相棒』を見ながらもちょくちょくFNSをチェックして落ち着かず。結局『相棒』とは重ならず、9時58分くらいから10時またぎの御登場でした。おもしろいねぇ。マツケン様は歌声は高いのに、トークになるとお声がとっても渋くて、そこがまたよいのです。ただ6分強をあのテンションで踊り歌うってのはちときつすぎではないだろうか。マツケン様、ちょっと息切れしておられました。そこいらを腰元ダンサーズたちでなんとかカバーするような構成にしてあげて紅白に臨んでほしいもんである。今年の紅白の瞬間最大視聴率はマツケンが最有力候補だったりして。
さて、車中の話。電車の中でひたすらメールを打ち続けている人ってすごく多いよね。立ちながらでも目は一点に集中し一心不乱に打っておられる。夕方、山手線に乗ったらばまるでアタシをコの字型にとりかこむようにして3人のメーラー共が立っていた。全員がアタシのほうに正面を向け、みぞおちの高さに携帯を捧げ持っているもんだから、なんだか携帯から変な電波を発してアタシに浴びせかけようとしている胡乱な宗教団体に囲まれたような気がしてきましたよ。「手かざし」たらいうのが昔あったじゃん(今もあるか?)。新種の「携帯かざし」のターゲットにされちゃったみたいで、なんだかイヤ〜な気分になった。
今朝の車中、OLさんが一心不乱に雑誌を読みふけっておりました。なんだろう、お、清原のことが書いてあるじゃん。清原ファンのアタシは横目で盗み読む。あぁっ、めくられちゃった、ちっ。後で本屋で立読みしようと雑誌のタイトルを確認したい。週刊文春よりは紙質がぜんぜんよいが、「今週の〜」という連載があったので週刊誌であることは間違いなさそう。怪しくない程度にさぐりをいれる。彼女の愛読雑誌はめくれど、めくれど野球一色。なるほどこれが野球週刊誌というやつなのか。野球週刊誌を20代OLが電車でなめるように読みふけっている図というのはめずらしい。雑誌のタイトルは「週刊ベー」までしか見えなかったがおそらく「週刊ベースボール」であろう。きっとすごーく面白いんだろうなアタシも読みたいのう、と人を催させる読みっぷりであった。