豆小皿2枚

hal8182004-11-04


1年強のニート生活で切り詰めまくった生活費。それはそれで性にあって楽しかったがその癖がいまだに抜けずに10円、20円の値段の違いでお店を梯子したり、スーパーの支払いが4桁になると「あ、イタた」と感じてしまう貧乏性なアタシである。「働いてるんだからもう少し遣ってもいいんじゃない? 一ヶ月1万円生活やってるバラエティじゃないんだから」と言われ、「いや、それよりはぜんぜん遣ってますよぉ」と抵抗しつつも、内心では、そうだよなと思い、そこでじわじわと、その気になった。よし、お給料がでたら『私の部屋』(キャトル・セゾンも可)で1万円分なんか買うぞ!とその気はあっという間に具体的に。そして「お給料」はまだ出てないにもかかわらず、思い立ったらすぐに実行せずにおれないセッカチ者は、文化の日の昨日、いそいそと『私の部屋』へお出ましたのである。
普段から買わないくせに物色だけは頻繁、なので30分もかからずに店内の物色は終わる。常日頃から欲しい欲しいぞ欲しいのよと身悶えていた器に触れ、手のひらで包み持ち、裏返し、離して見、置いて見、などしやるにつけて、ああ、やっぱりいいなあと。予算は一万円。一番欲しい器は3千数百円。どうせ買うなら2つだから…という時点でこの意気地なしは少しビビる。ふんぎりつけかね豆小皿のコーナーへ。豆小皿ってのはアレだ。お刺身の醤油をつけたりするやつだな、基本的には。見た目はちんまりかわいらしく、値段もそこそこかわいらしい。そんな豆小皿をやはりアレコレみるみるし、最終的にレジへと持参したのは当初の予定になかった豆小皿2枚と相成りました。うはは。豆小皿は二枚買っても1050円とご予算の1割程度、「ああ、これで一日千円生活の枠にほぼ収まったわ」と安堵する。ああ、アタシってばほとほと…。
そんなふうにいつも安物買いに走ってしまうアタシがいつもの安物買いに走ってしまったわけであるが、同じ安物買いでもセレクトショップならば銭失いになることはあまりない。だからして今回も『私の部屋』限定にしたのだ。自宅で開梱しながら、そりゃさ確かに包みも小さくてショッピングの戦利品を広げる醍醐味にはまったくもってかけておる、おるが、おお、さすが『私の部屋』じゃ。こうして家で冷静になって見ても存在感があるではないか。クロスの上にこうして置いたらちょっと小洒落ていないかえ?と大満足。いやさ、自己満足か。でもいいのだよ、アタシが満足ならばそれでいいのだ。
そのかわいい豆小皿、今宵、家のパソの調子がよかったら写真をアップするつもりです。
21:40追記:アップしました。どうだ、かわゆかろう。