本日のよろこびごと。(286)

タヴェルネッロ


赤ワイン ちびちびやるか ぐびぐびか(喜)
モラタメ.comから届いたワインを試飲したので、その感想を。

  • タヴェルネッロ サンジョヴェーゼ(赤)/トレッビアーノ(白)

1リットル入り紙パック、イタリアのいわゆるテーブルワイン、日本での輸入販売はサントリー
赤と白の2種類いただきました。どっちも早く試飲したいけれど、一時に両方をあけてせっせと消費できるほどアタシの酒量は多くないので、まずは、本日の夕食ビーフシチューにあわせて赤のほうから。
さてと、開け、あ、あけ、ああああああ、開かなーーいっ!
そう、開かねーんだよ。ってか、開けにくいんだよね、これ。プラスチック栓と下部安全弁の接合を力任せに捻じ切るという方式の、ペットボトルなんかでよくあるタイプ。ところが、ペットボトルのなだらかな山形カーブの上にやや突き出すようにプラスチック栓がついているのに比べ、これは紙パックの平らな面に栓の突起が唐突に。だもんで、突起がつまみにくく、力がとおおおおっても入れにくいの。非力なアタシは指が変形しちまいそう。ゴムを巻いてようやく開ふううぅう…痛いし、疲れました。紙パックにこんな問題があるなんて思わなかったわ。
という前置きはこのくらいにして、
まず香り。
ま、そんなにすごくイイというわけでもないかな。悪くはないんよ。ただ、
「ふうん…」
つまりワクワクを誘引するほどの力はない。葡萄というよりも樽っぽいような葡萄の枝っぽいようなそういうの。
一口目。
紙パック&テーブルワインという印象から相当軽いんだろうなという予想どおり、うん、確かに軽め。ただ赤ワイン独特の渋みもちゃんとある。そしてやや酸味。正直ちょっと物足りないかも?
しかし、一口目で結論をだしてはいけません。このワインの真骨頂は二口目、三口目と飲み重ねたときにわかるのです。
などと書くと通っぽいけれど、そんなんじゃなくてさ、なーんかどんどん飲めちゃうのよね。抵抗感なくスルスル、もうちょい行っとく?みたいな。かなりヤバイ。
今日は肉料理にあわせてみたけど、別に肉料理がなくても、飲んぢまう。喉が渇いたら飲んぢまう。料理をしながら飲んぢまう。片づけしながら飲んぢまう。テーブルに置いといたら飲んぢまう。テーブルワインマジックか。なんか怖ぇ…。
ちなみにこのワインの前日まで飲んでいたのは7&iブランドのボルドー(赤)。ガツンとくる重みと濃厚なとろみがあって、毎日20ccぐらいをちびちびと消費してたので、違いは歴然。
同じ赤ワインでもこんなに違うんだね、深いわぁ〜。どっちがいいとか悪いとかでなく、どちらもそれぞれの良さ、適材適所があるのです。