『電車男』

映画版をテレビ放映で初視聴。
シリアスなのとこがよいねー。おもしろかった。そういえばこれって純愛だったよなぁ、ということを思い出させてくれました。
映画版の山田氏、髪を切ったらふつうにかっこいいめの好青年になっちまうのはズルイな。陣釜さんや、ネット上のトラ男がいないのは寂しい。中谷エルメスのしゃべり方はかなり優しい。あれこれ比べちゃうけど、うん、テレビ版もドラマ版もそれぞれに時代を映した名作だわ。
ところで合間に流れたＣＭによれば、テレビ版の新作をまたスペシャルでやるらしいですが。
うーん、それってどうよ。いまさら感。ってか、くどくない？
確かに『電車男』のドラマが最終回を迎えたときには「終わって欲しくないな。おまいらと別れたくないよ〜」と別れを惜しみ、直後のＳＰには大喜びしたもんです。でもな、あまりたらたらやられるとあの感動が薄まっちまうんじゃい。それにどかーんと時代を映したものは、ほんの少し時間の位相がずれただけでずいぶんと古いような懐かしいような感慨をおぼえさせるもんだ。映画版をみていて、つとにそれを感じました。たった1年前なのに…古臭い。それにのう、アタシの心はもはや「電車男」ではなく「結婚できない男」に移ってしまっているのだ。って…ハッ、どっちも「○○男」じゃん。アタシってただの男好きかーーっ!?