オリンピックで水泳が強かったのは…


今回のオリンピックでは柔道と水泳の活躍が目立った。柔道は発祥国だからして当然といえなくもないが、水泳はどうしてかくも急速に世界レベルに到達することができたのか。それについて友人のmarvyさんから主婦の目からみた実感ということで、こんなメールをいただいた。

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多分スイミングスクールが地域に根付いて、クラスの半分がスイミングスクールに通うようになった最初の世代じゃないかな。裾野が広がったから才能ある選手を見つけやすくなったってことかな、と勝手に推測してます。
うちのムスメもスイミングスクールに通ってますが、泳げる子ははじめから違うんだよね。教えられなくても泳げちゃう感じ。そう言う子は大抵コーチに認められて「選手コース」に通うようになります。でもさ、そういう子はムスメの通っているとこだけで100人くらいいるわけよ。こういうスクールが全国に何千とあって、その中のたったひとにぎりの人だけが選手となって、その中のひとにぎりの人がオリンピックに出るようになる。スポーツとは厳しい世界なのだなぁとしみじみ。
近所のママ友達も実は高校まで背泳の選手だったらしい。結局膝の故障で辞めざるを得なかったと。北島選手のようになるには、才能ももちろんだけど、コーチに恵まれるかどうか、意志の強さなどその他の要素が大きいのだそうです(小さい頃に選手コースに選ばれ
る子も人のいうことを素直に聞く子でなく自分の意見をいえる子供なんだ)。食べ物など日常生活でもかなり制限を受けるのでそれに耐えて記録を出したいっていう精神力。でもそこまでやっても結局スポーツ選手で身をたてるようになれる人なんてほとんどいないわけで。そう考えたモト水泳選手の彼女は「スポーツより勉強のほうが楽」「スポーツより勉強のほうが努力の結果がでる」という理由で子供は小3から受験塾通い。
それもなんだかなーって感じなんだけど、スポーツも勉強もそれなりにしかやってないウチにはそんなことを言う資格もないか。

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なるほど、確かに家から通える範囲にもスイミングスクールはいくつもあるし、スイミングスクールのバスが回遊しているところもよく見かける。水泳人口というのは思った以上に増えていたのだねえ。