2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

向田邦子著『父の詫び状』

昭和56年8月の台湾での航空機事故で52歳で急逝した向田邦子さんの処女エッセイ。 あぐらを掻いたような鼻にコンプレックスをいだいていたので、鼻筋の通り方で人を分類してしまう癖があった(鼻筋紳士録)。「そのせいかどうか知らないが、私は自分の書くテ…

山田宗樹著『天使の代理人』

後期妊娠中絶に疑問をもった助産婦の冬子が出版した「天使の代理人」という本をきっかけに、中絶のために病院を訪れた女性を個別訪問して説得する地下活動がスタートするが…。本来法律上で認められたとは異なる安易な妊娠中絶のあり方に疑問を投じる問題作。…

混ぜたいっ!(2)

こんなものを泡立てればよいのでは、とのアドバイスを頂いたのでなるほどなーと。で、転載。 オーブン無くても泡立てられるもの… もちろん生クリーム:まとめて泡立てたら冷凍に、コーヒーに入れてよし、ポタージュに落としてよし、あわ立てる時に砂糖を入れ…

混ぜたいっ!(1)

マーサスチュワートリビング有楽町店のファイナルセールもいよいよ日曜日(8月8日)まで、って別にマーサの回し者じゃございませんが、先日そのセールで買い求めた厚底ステンレス鍋の使い勝手が思いのほかよかったのに味をしめ、キッチン用品には少しぐらい…

早朝の地震

寝ているところへ目を覚ますほどのかなり大きな揺れがぐらりときた。起きてもしばらくぐらぐらとわりと長いこと揺れているようで、布団の上でじっと息をころして収まるのを待った。かなり大きい。どこかで大きな地震があったのかもしれない、と不吉な予感を…

夜のお菓子

と言えば、言わずと知れた「うなぎパイ」ですわな。ひとたび耳にしたらもはや忘れられず、そして一度か二度は話題にしたくなって、してしまう。いやはや。地方銘菓にしてこのおそるべきインパクトのある超優良コピー「夜のお菓子」。言わずとしれるのがどの…

夜は読書(2)

『坂の上の雲』の話の続き。 日露戦争で活躍した秋吉軍人兄弟の兄・好古(よしふる)はゼロから日本の騎兵隊を創設し、ロシアのコサック騎兵に勝利して世界の度肝を抜いた「日本騎兵隊の父」という異名をもつ陸軍大将。小説によれば「日本には西洋人はおらぬ…

NHKの伝統

TV

NHKで最近お気に入りの番組は「今日の料理」。んふふ、渋いでしょ。これは企画がおもしろいのだね。たとえば「15分で晩御飯」。プロの料理家が下ごしらえから調理から盛り付けまですべてを15分の間の尺におさめてやる、しかも晩御飯だからして一汁一菜と…

夜は読書

毎晩1〜2時間はパソコン作業でつぶれていた夜の時間が空いたので本を読むことにした。いつも読んでいるだろうって。そりゃそうだが、今回はじっくり読みたいなと思っていた『坂の上の雲』に着手することにした。とっておきである。来年か再来年かはっきり…

加古川市七人刺殺事件

またしてもとんでもない事件が起こった。犯人の男性については普段から、彼はいつかこういうことをやらかすに違いないという悪評がふんぷんで、ご近所さんが寄り集まって対策会議も開いていたとか。警察にも相談に行ったが、こちらは事件性がなければ対応で…

パソコンが逝く...

ウイルスのせいか暑さのせいか結局わからんままにWindowsを入れなおしたのがほぼ1週間前。その後も変調は続き、おとといなんぞは10回再起動してようやく立ち上がり、それでもまだ使えるうちはマシだったが、ついに昨日は一度も起動しなかった。もはやダメ…

ドラマ『妻の卒業式』全5回(3)

TV

もう書くつもりはなかったんだが「1年後にどうなったか知りたい」というメールをいただいたので書く。さくっと書く。すでに記憶はあいまいなのでセリフなど微妙なところに捏造(あるいは願望?)がはいるやもしれず、あしからず。 さて1年後。きっかけは娘の…